腰痛

症例

腰痛でお悩みの40代の男性、Hさんという方にご来院いただきました。
他院で整体を受けられたさいには、腰痛の原因は腰の骨の歪みだと告げられたそうです。ですが、当院では腰以外に原因があると判断しました。 ＊ Hさんの腰痛の特徴は、仰向けに寝転んださいに、腰が痛いというところでした。こういった症状でお悩みの方の場合、多くの症例で次のような特徴もあります。
仰向けになっていると腰が痛くても、膝を立ててさえいれば、仰向けであっても腰に痛みを感じない。
この膝を立てるという動作ですが、股関節を45度ほど曲げることで、膝を立てるという動作が可能になります。
つまり、Hさんの腰痛の特徴を正確に示すと、股関節を曲げると痛みを感じなくなり、股関節を伸ばすと痛みを感じるということになります。
また、股関節の曲げ伸ばしで痛みに変化があるのであれば、股関節が腰痛に影響していると考えるのが自然です。影響していなければ、股関節を曲げていても伸ばしていても、同じように痛いはずです。あるいは同じように痛くないはずです。
影響しているからこそ、股関節の曲げ伸ばしで、痛みに変化が起こります。
それらをふまえて考えると、Hさんの腰痛は、股関節が原因ということです。
当院は、腰痛だからといって、腰の骨の歪みだけが原因とは考えません。それぞれの症状の特徴から、根本原因を見つけだします。

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